宮城県耳鼻咽喉科医会


地域住民の皆様の健康を支える「かかりつけ医」を目指して

宮城県耳鼻咽喉科医会会長 千葉 敏彦宮城県耳鼻咽喉科医会は、会員相互の親睦を深め、耳鼻咽喉科医の医療水準を高めて社会に貢献することを目的に1967年(昭和42年)に結成され、開業医を中心に病院勤務医も合わせて会員数115名(令和4年4月現在)で構成されています。

また2020年(令和2年)4月に発足した日本臨床耳鼻咽喉科医会の支部組織としても活動しており、県内の耳鼻咽喉科臨床医186名の会員(令和4年4月現在)の統括も行っております。

 当会はまた、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会宮城県地方部会(事務局;東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科)、仙台市急患センター耳鼻咽喉科医会、宮城県医師会、仙台市医師会とも密接に連携しており、地域の保健・医療・福祉に貢献するべく、学術、保険医療、学校保健、 救急地域医療、福祉医療などに関して活動しております。令和4年4月から私が新たに医会長に選任されましたので宜しくお願いします。

 さて、耳鼻咽喉科領域は頭蓋底から頸部と範囲は狭いのですが、耳、鼻腔、口腔、咽喉頭、そしてそれらの部位の腫瘍と取り扱う領域が幅広いのが特徴で、五感のうち、視覚・触覚以外の聴覚・嗅覚・味覚の三つの感覚を扱う科でもあります。

 またアレルギー疾患や、めまい(ふらつき)、いびき、睡眠時無呼吸などの診療も行います。聴覚や発声・嚥下機能などは加齢により退化する機能であるため、高齢社会においてはそれらの感覚や機能障害を取り戻すリハビリテーションなども取り扱います。

 そのような状況の中で、2年半前に思いも寄らぬ新型コロナウイルス感染症が出現し、感染予防の観点から耳鼻咽喉科診療の内容も変化せざるを得なくなりました。

 発熱外来を開設している診療所では、発熱など感染疑いのある患者様に対してはまず新型コロナの検査を行い、陰性を確認してから診療する方法を導入し、感染予防をしながらこれまで通りの耳鼻咽喉科診療を行うようになりました。

 また、発熱外来を開設していない施設もありますが、その場合は感染疑いのある患者様は他院へ検査依頼し、院内感染の可能性をなるべく排除することにより、これまでの耳鼻咽喉科診療を行っておりますので、皆様どうぞご安心して耳鼻咽喉科を受診して頂ければと思います。

 我々耳鼻咽喉科医は頭頸部領域の病気の専門医ですが、この領域のみならず他領域の先生方とも協力して地域住民の皆様の健康を支える「かかりつけ医」を目指して活動して参りますので、お気軽にご相談していただければ幸いです。

令和4年4月吉日
宮城県耳鼻咽喉科医会会長 千葉 敏彦